寅歳の祇園祭
寅歳の祇園祭・宵山と神幸祭 レポート&奇跡の画像
7月16日の宵山物語
7月1日から始まった今年の祇園祭もこの日は宵山です。
昨年は、丑歳でしたので、牛頭天王様の絶大なるちからを頂くために、「くじとらずの一番鉾・長刀鉾」の上で、牛頭天王勝ち神札が誕生しました。
そして、そのお札が参加者に配られ、長刀鉾の粽と結びつき、「勝ち神粽」になりました。
今年は・・・
寅歳・毘沙門天が守護神となり、先頭を切って進む歳です。
七福神の乗った船の先頭にいるのは、毘沙門天。その船の名は・・・『宝船・龍神丸』です。
従って、七福神の乗った宝船を手元に引き寄せるには、龍神様と結ばなければなりません。
毘沙門天と龍神を結ぶ儀式が、長刀鉾の上で行われました。
そして・・・誕生したのが「昇龍神札」です。
今年は、長刀鉾の粽と、昇龍神札が結びました。
16日にくじとらずの一番鉾に昇り、「昇龍神札」をその場所で手にされた方は幸運です。
千年以上、鉾の先頭を行く長刀鉾。その上では、17日稚児さんが結界を切っていく場所です。
この長刀鉾の上から何が見えるのか、何を感じるのかが大切です。
私は今年「一本道」が見えました。長刀鉾の上から見えるのは、八坂神社に続く「一本道」。自分の一本道を大切にしたいと思いました。
昇龍神札の誕生の後は、多くの奇跡が生まれました。
特に天気です。ここ数年、祇園祭と言えば、雨降り。しかも土砂降りです。しかし今年は晴天。
また、講演会場に着いた途端、雲行きが怪しくなり、雨が降ってきました。
そして、今年の祇園祭・宵山講演会が始まります。
大和古流友常貴仁先生から、「昇龍神札」を生みだすまでのことが語られました。7月1日から儀式を重ね誕生したという話を伺い、「昇龍神札」が本当に貴重な札であることを改めて実感しました。
そして、この宵山の長刀鉾でこのお札を手にできた幸運に感謝したいと思いました。
講演会は、「くじとらずの一番鉾」の深い意味を知る上で、本当に貴重なお話でした。そして、「昇龍神札」の意味も知ることができました。
また、今年は講演会前に友常先生から伺った話が大変貴重でした。
「おさけ」の話をはじめ、かずかずの日本の文化しきたりを学ぶことができました。
CDに収録できないのが残念ですが、機会があれば「特別編」として編集したいと思っております。
私たちの知らない、日本の国の姿を知る、重要なお話です。
講演会の後は、祇園にて京料理を味わいました。
はもを始め、季節の料理を頂くことで、夏の季節を感じ、体に力が湧いてくるようです。やはり、京都に来たら、旬の食事を頂くに限ります。
食事のあとは宵山散策です。
もの凄い人出です。その中を、祇園の芸舞妓とともに散策です。
しばらく歩くと、「永楽屋」さんの本店に着きました。
今回、宵山散策を共にした、舞妓さんは「豆はな」さんです。
豆はなさんは、ここ永楽屋さんのイメージモデルになっています。
ここで町手拭を買うと、豆はなさんのポストカードがもらえます。
今回、記念にポストカードを2枚貰いました。
さて、宵山散策を終え、祇園にもどり、本日の最後の目玉は、長刀鉾の日和神楽を見ることです。
長刀鉾の神楽は「コンチキコン、コンチキコン」と花見小路をすすんできます。こんな遅くまで、お祭りは続いているのです。
明日の山鉾巡行のための儀式なのでしょう。
17日山鉾巡行・神幸祭
32基の山鉾が長刀鉾を先頭に巡行しました。
四条河原町の辻を回るところが見どころ・・・といわれていますが、「なぜ、ここで回るのか???」改めて問われると答えることができません。
そして・・・辻回しの前と後で、「音色」が違うのはなぜでしょうか?
深い深い祇園祭なのです。観光化されている今では、本当のことを知る機会はないのかも知れません。
私たちはその後、友常先生からこの秘密を伺うことになります。
祇園祭の本当の姿は、「神幸祭」にあることを昨年学んだ私は、今年何としてもこの企画を紹介したいと思っていました。
大和古流友常先生からは、「特別な案内」と念を押されていました。それだけ、「何か」を感じ、得られるものなのです。
それも、祇園祭の神髄を知り尽くしている友常先生とともに参る「神幸祭」は格別なものです。
具体的な内容は、ここでは紹介できませんが、お神輿の飾ってある
八坂神社を参拝した時から、勝ち神は明らかに私たちの手にありました。そのちからを感じることができました。明らかに一般の参拝者とは、一線を画しているのです。
その後、祇園に戻り、本日の神幸祭の重要なる講演が始まりました。当初の予定では、あまりにも特別であったので、講演会の予定はありませんでしたが、友常先生から頂いた「特別資料」があまりにも興味深かったので、特別にお願いして講演が始まりました。
それは・・・凄い内容でした・・・
そして、私たち一行は八坂神社から出るお神輿を見て、その勢いに圧倒されたのです。すでに、お神輿の意味を伺っていたので、「ただ見る」観光目的ではなくお神輿から「ちからを頂く」ことができたのです。
祇園祭宵山・神幸祭の講演会CDは最新ニュースで紹介しています。今年の祇園祭は破格です。
「昇龍神」と毘沙門天はしっかり結ばれました。
このホームページをご覧の方には、この日の縁起を福分けいたします。特別画像です。
期間限定企画!をご覧ください。
祇園祭の奇跡の画像です。白龍神現る・・・
レポートをお読みいただきありがとうございました。