日本文化の継承、日本の「かたち」と「ちから」を守る

寅歳新春参拝

庚寅歳の≪新春京都勝ち神参拝≫ 物語

これから始まる京都物語を予言する【その1】・・・『七難即滅・七福即生』


庚寅歳 新春京都参拝の始まりは、9日の伏見稲荷参拝から始まりましたが、実は今年の新春企画を成功するために、どうしても「毘沙門天様」の力を頂く必要がありました。大和古流当主の友常先生のお力をお借りしなければ到底実現できないことです。
なぜなら、本物の「毘沙門天様」に会い、直接力を頂かなければ、伏見稲荷参拝も都七福神参りをしたところで、寅歳の「ちから」も「福」も得られないことを感じていたからです。

そして、1月8日奈良の信貴山・毘沙門天参りが実現しました。

「世界一の福寅」を参拝した後、本殿に向かう途中、「七難即滅」「七福即生」と記された鳥居が見えました。聖徳太子が馬に跨った像の手前でした。これから始まる都七福神参りを予言するこの鳥居に背筋が寒くなる予感がし、思わずシャッターを切りました。
この鳥居をくぐる時、今から始まる・・・そんな期待と感動を感じました。

これから始まる京都物語を予言する【その2】・・・『カラスの翅』

今年の京都勝ち神参拝にあたり、友常先生にお願いしていた事があります。

「参拝される皆さんの願いを叶えさせてあげたいのです。今年全員が勝ち組になって大発展するためには、『宇迦之御魂大神』と『七福神』にひとりひとりの願いをお伝えしたいのです。参加者には、『今年の目標・願いを描いて京都に来て下さい』と伝えてあります。京都参拝される皆さんの願いをかなえるにはどうすればいいのかお教え頂けませんか。」

とお願いしたところ、「起請文をお教えしましょう」との返事でしたが、この時の私には正直全く想像ができませんでした。
そして・・・毘沙門天参拝の帰り道、燈籠に何か光るものが見えました。友常先生が、それをさっ!と手にされました。光るものそれは・・・「カラスの翅」でした。
後に、たん熊北店の福寄せ新年会にて、
≪「起請」を破れば、熊野のカラスが3羽死ぬ≫
とのお話を伺うことになるとは、私は全く想像できませんでした。

この「カラスの翅」は信貴山・毘沙門天の3足のカラスかも・・・・?
寅歳の私が信貴山にて友常先生から賜った最高の宝物になりました。

たん熊北店での「福寄せ新年会」では、本当の「起請文」についての話、そして「起請文を入れる」やり方まで、伝授して頂きました。一年の計は元旦にあり、と言いますが、今年の誓いを神様に言挙げしてそれを成し遂げることは、想像を絶するレベルです。「夢を叶える」「願いを叶える」ということが如何に甘かったかを痛感させられるとともに、自分の中に新たな強い誓いが生まれてきました。
しかし、たん熊北店での「起請文」は初級です・・・

『「願いを叶える、夢を叶える」起請の入れ方』について、いづれ京都にて企画したいと思っています。

『とら・とら・とら』 むすび、三寅の完成!

都七福神参拝のあと行われるたん熊北店での『福寄せ新年会』に勝ち神様を迎えるため、大和古流当主友常先生と一力に上がります。

この福寄せ新年会は、七福神色紙に勝ち神様を宿し、≪福を呼び込む≫ことが目的です。
舞妓さんから「千社札」を頂くことで、≪福舞い込む!≫縁起です。
今年は、祇園の一力から舞妓の千紗子さん、弥須葉さんにお願いしてあります。
毎年来て頂いている小扇さん、紗貴子さんは私たちの贔屓ですが、千紗子さん、弥須葉さんは初めての席です。

 そして・・・宴が始まり、とんでもないことが起こりました。まさに勝ち神招来です。
小扇さん、紗貴子さんの持っていた「干支祝扇」の手書きの「寅」の絵が同じだったのです。そしてなんと・・・大和古流当主友常先生のお持ちになっていた「干支祝扇」にも同じ「寅」の絵が・・・。一同この偶然にびっくりです。まさに「とら・とら・とら 三寅」が揃いました。何かとんでもない縁起が舞い降りてきた感じがしました。

この様子は画像に修めましたので、「福分け」としてご希望の方にはお分け致します。

とにかく、信貴山・毘沙門天様を参拝し、天下の一力茶屋で「三寅」招来し、これでたん熊北店の宴が破格のものになりました。この現場に立ち会った舞妓の「弥須葉さん」は私たちの福寄せ新年会の席に来て頂きます。まさに「三寅」の勝ち神様を背負っての登場になります。
そして・・・言うまでもなく10日のたん熊北店での破格な新年会は「福の神宿る」宴になり、参列者の手にしている色紙は「勝ち神宿る色紙」へと姿を変えていきました。

ここで、たん熊北店での宴の様子をお話します。
たん熊北店は、昨年ミシュランに登録され、本物の「京料理」を味わいます。今年、隣で能の家元が新年会を行っていましたが、私たちの宴には勝ち神様が宿っていました。

舞妓の千紗子さんは8ヶ月目の17歳です。初舞を披露してくれました。しかも「七福神」という縁起の舞です。昼間めぐった、七福神もこの席に舞い降りてきた瞬間でした。素晴らしい京舞です。
最後に、弁財天様の「ほほほほほ・・・・」そして、「笑う門には福来たる」と君鶴さんの歌声が響きます。
まさに新年の縁起にふさわしい「福呼ぶ」宴になりました。

この舞「七福神」は私のデジカメで収録できました。画像が粗いのですが、素晴らしい音曲を収録でき、友常先生のご承認を頂き、DVDに編集しております。

福分け「都七福神セット」をお申込みの方には、特別配布を決めました。大変貴重な福舞い込む映像をお楽しみ頂けます。

伏見稲荷大社に商売繁盛の秘伝あり

9日の大安吉日の良き日はどうしても逃せませんでした。商売繁盛の祈願としてあまりにも有名な伏見稲荷にいつかは参拝したいと願っていました。

 友常先生にどうしても一緒に参拝願えませんか、と再三お願いしましたが、『「お山する」かどうかはその時の気分次第』と言われて約束して頂けませんでした。
しかし、今回の参加者18名は大きな期待を持って参加されていることは承知していましたので、何とか稲荷山巡拝し、商売繁盛のちからを頂きたいと必死でした。

稲荷山に登らなければ、伏見稲荷参拝のご利益はありません。その為には・・・「火打石」が手に入らなければ叶いません。
売店で、火打石を見ていても・・・ありません。火打石はありますが、必要な「火打石」がありません。まずい・・・。これからのことを考えると冷や汗が出ます。
そして、次の売店へ。「あった!これだ!」すぐに全員を集め、この火打石を買ってくださいと伝えました。そして完売。最後はお店にずっとあった「店用」の物まで完売です。
気がついてみると、私たちの参加者ではない、他のお客さんが店にどんどん入ってきます。まさに商売繁盛!ご主人が店に出てきて、満面の笑顔で記念写真をパチリでした。

これで、ひと安心。友常先生も稲荷山巡拝を許可して頂きました。
だだ・・・友常先生はもの凄いスピードで稲荷山を上っていきます。とうとう何名かはお山ではぐれることになってしまいました・・・

そして、とある場所で・・・「宇迦之御魂大神」の特別なお札が生み出されようとしています。友常先生が稲荷山で一枚一枚お札を生むところに出会わせて頂く瞬間は神聖な空気が漂っていました。

このお札は祇園に帰ってからの講演会場で、参加者の皆さんに特別に配られました。
伏見稲荷を大安吉日の良き日に手中に収めた私たちでした。「宇迦之御魂大神」様の大きな「ちから」を頂き、商売繁盛を確信できました。

火打石の秘伝・・・商売繁盛の秘密は「火吹男」にあり!

伏見稲荷参拝を終え、祇園に戻って講演会です。
その途中、文房具屋のやま京さんにより、あらかじめ前日に頼んであった「新春勝ち神セット」を購入していきました。
このセットの中には「火吹男(ヒョットコ)」のストラップが入っています。私がこの時の参加者用に特別に頼んでおいたものです。このあと購入した方にはこの「火吹男(ヒョットコ)」は入っておりません。

ところで、伏見稲荷と「火吹男(ヒョットコ)」、そして商売繁盛。いったいどんな関係があるのかさっぱりわからない方も多いでしょう。しかし、講演会に参加した方は一同納得です。まさに商売繁盛には火打石が必要で、そこには「火吹男(ヒョットコ)」なしでは商売繁盛はあり得ない。「火(ひ)」を使わなくなった私たちが忘れている文化があり、そこには繁盛という本質が隠されていることを改めて実感できました。

便利を追うと文化はどんどん無くなってしまう。そんな危機感も感じた講演会でした。
この講演会の内容はCDに編集してありますので、必要な方は申し出て下さい。尚、期間限定の配布です。
最新ニュースをご覧下さい。

本当の「十日ゑびす」に遭遇した幸運な参加者

今年で3年目の「十日ゑびす」ですが、やっと本当の「十日ゑびす」に出会うことができました。ここを体験したら、『えびす様』の凄い力を感じることができます。
今回初めての参加者の方は、あまり実感がなかったようですが、3回目の私は、「これこそ本物!」と感じました。

9日の夜は先斗町の一粒庵で絶品のしゃぶしゃぶです。ご主人が上手に部屋を作ってくれました。そして、私たちのために腕をふるってくれました。
最高のしゃぶしゃぶです。
先斗町には、寅歳の芸妓さんがいます。久乃さんです。9日の「魁の宴」はこの久乃さんが主役です。なぜなら、伏見稲荷で手に入れた「火打石」で「キリ火」をして厄落としの儀式をお願いしていたからです。

「かち・かち」と2回キリ火を切ったのですが、その音は「勝ち・勝ち」と聞こえました。

10日のちょうど0時にえびす神社に向いました。夜通し参拝者が通ってきますが、昼間のような混雑はありません。

「ドンドン!」と叩きます。そして「えびすさん、えびすさん、起きて下さい!私の願いを聞いて下さい!えびすさん!えびすさん!お願いです!!!」と必死に叫びます。
耳の遠いえびすさんでも、これは伝わります。願いを伝えることができたのも、やはりこの「十日ゑびす」だからでしょう。昨年では信じられません。

先斗町の舞妓さんと久乃さんと幸運な参加者数名と笹を手に入れ、縁起の品を付けました。
どうしても今年手に入れたかった「お倉」もこの時はありました。真っ先につけましたので、今年は最初から縁起がいいなと思いました。

やま京に福の神招来!

 京都の文房具屋のやま京さんの所では、ラッキーノートを取り扱っています。願い事を書くと叶うというノートです。今年の寅歳の柄のノートがたくさん揃っています。

今年やま京さんに伺った所、なにやらご主人がにこにこえびす顔です。よくよく聞いてみると、二人の娘さんが、ラッキーノートに願い事を書いたら見事にかなったそうです。長女は公務員試験に一発合格。次女は長年の恋が実り、結婚が決定したとの言です。新年でしたからお店には娘さんも手伝っていました。
 ラッキーノートの力は凄い!と飛び上がりそうなくらい喜んでいました。

10日に都七福神めぐりを無事に終えることができました。やま京のご主人には、えびす神社で全員の色紙を手配して頂いています。やま京ご主人は京都での私たちの大変な助っ人です。私は、やま京さんのために、この色紙をプレゼントしました。
友常先生が特別なサインを入れ、私が昨年作った繁盛しめ縄を色紙に飾ったら、「七福神勝ち神神棚」の誕生です。当然今年もやま京さんで頼んだ舞妓の「小扇さん」と「紗貴子さん」の福娘と書かれた千社札も貼られています。この千社札のデザインは友常先生によるものです。
この特別な福娘の千社札も私たちが特別に用意したものです。都七福神参りの参加者には新年会の中で配られ、色紙にしっかりと貼られました。

このやま京さんに差し上げた七福神神棚は是非京都にお越しの折にはご覧になると、勝ち神様が力を与えてくれそうです。
さらに・・・やま京さんのお店には、今年の特別な「福呼ぶ絵」が飾られました。あの伏見稲荷のお山で大和古流友常先生が書いた「おかめとヒョットコ」の絵です。

この「福呼ぶ絵」はご主人の了解を得て、写真に収めることをお薦めします。そして出来れば携帯電話やパソコンの待ち受け画面にすると、福舞い込んでくることでしょう。
とにかくやま京さんの店舗には今年も「福満載!」ということでしょう。

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional